私が起業する前の状況をお伝えしたいと思います。
東北福祉大学卒業後、地元北海道の登別市に帰省しまして、
運良く医療相談員として医療機関に勤務することができました。
その後数年して、同法人内の
介護老人保健施設に支援相談員として異動することになり、
その法人ではトータル7年ほど勤めました。
その後、トレーラー運転手を1年した後、
社会福祉法人の立ち上げ準備から関わらせて頂き、
通所介護事業所の管理者兼生活相談員として勤務させてもらいました。
当時は介護保険が始まって数年ということもあり、
まだまだ短期入所介護施設も少なく、
今のようにデイサービスで自費の宿泊介護事業を
提供する事業所もありませんでした。
生活相談員として勤務していた私は、
突発的な用事による利用者の受入など身内の葬儀でも受入先がなくて
困っているご利用者の家族を何件も見てきました。
これから高齢者も増えていく中、
介護者も高齢化して老老介護になるのは目に見えていましたので、
今後はますます計画的な利用というよりも、
突発的な短期入所介護のニーズが増えるという確信がありました。
介護老人福祉施設(旧特別養護老人ホーム)や
介護老人保健施設(旧老人保健施設)は入所前に判定会議があるため、
基本的に土日のほか、突発的な入所対応は困難だったこともあり、
生活相談員として介護者のご家族から不安の声を聞いていました。
自宅で介護していくためにも何かあったときに
「安心して対応してくれるサービスがあったらいいのに」と
言われていたのです。
一応勤務していた法人に保険外の宿泊介護事業などを
提案しましたが、実現は難しいとわかったので、
このまま、他人事として目を背けることもできず、
やりがいと働きがいがある仕事がしたいと思い、
起業の可能性を探ることになったのがきっかけです。